令和７年度全学一斉地震防災訓練を実施しました

令和７年５月26日、南海トラフ巨大地震に備えて、全学一斉の地震防災訓練を実施し、静岡?浜松両キャンパスの学生や教職員、地域住民が参加しました。

非常用放送設備による訓練放送で始まり、学長を本部長とする非常災害対策本部では、各学部の自主防災隊や、静岡?浜松両キャンパス、附属学校園等と、衛星電話及びデジタル無線を用いての情報連絡訓練を行い、リアルタイムで届く建物の損壊、火災等の情報を基に、キャンパス地図を用いてそれらの状況に対応する図上訓練を実施するなど、発災時を想定した実践的な訓練を行いました。

また、救急衛生対策訓練では、テント及び簡易ベッドを設営し、応急救護等の指導を行ったほか、炊き出し訓練では、炊き出し器を使用し、実際に米飯を炊く訓練を行いました。

さらに、平常時はベンチとして常設されている「トイレベンチ」や「かまどベンチ」の設営訓練、文教施設応急危険度判定士（本学施設課職員）による建物の応急危険度判定実地訓練及びライフライン点検実地訓練なども実施し、発災時における各教職員の任務について、意識付けがされました。

訓練の最後には静岡キャンパスは駿河消防署から、浜松キャンパスは浜松中消防署から講評を受け、今後の防災対策に向けて改めて確認する訓練となりました。